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瞑想って?
瞑想って聞くと「なんだかむずかしそう…」と思う人も多いでしょう。雑念を払うとか無の境地とか…。禅寺などで座禅を組むときにはそういったことがよくいわれますが、瞑想と座禅はちょっと違います。瞑想には、いろいろな方法がありますが、ここでは「チャクラ」を意識して行う瞑想を紹介します。
ここで紹介する瞑想は、からだを流れている“気”といわれるようなエネルギーの流れをイメージしながらそれを感じ、その流れをさらに円滑にするというもの。このとき、チャクラといわれるいくつかのポイントに、エネルギーの流れを通過させていきます。
チャクラでは、その時に抱えている課題、例えば人間関係や仕事、自分自身の生き方などをエネルギーの滞りとしてあらわすことがあります。エネルギーの流れに滞りが起これば、精神的にも肉体的にもバランスを崩します。チャクラを意識した瞑想をすることによって、流れの滞る原因をさぐり、抱えている課題と向き合うヒントなどをえられることがあります。
 
チャクラって?
チャクラには、大きく分けてつぎの7つのポイントがあります。
チャクラには、それぞれ表わされてくる事柄があります。その事柄について、日頃から違和感を抱いていたり、なにか問題があったりする場合、そのチャクラのポイントでエネルギーの流れはとどこおってしまい、心やからだに異常が現れることがあります。チャクラで表わされるそれぞれの事柄は、ふだんなんとなく抱いている違和感や問題をあなた自身にあらためて問いかける題材であり、何が自分にとって必要なのかそうでないのかを気づかせてくれるのです。
チャクラで表わされるそれぞれの事柄(問いかけの題材)は、次のとおりです。
 
第1チャクラ :
生きるための活力について。また、自分と関わる集団、たとえば会社や学校などが与える影響と自分との関係の問題について。

第2チャクラ :
人間関係について。創造することについて。また、物質と自分との関係について。例えば物欲や性欲のコントロールなど。

第3チャクラ :
自分の内面的なことについて。自分のアイデンティティと自分を取り巻く全てのものとの関係について。また、自分の中での物理的なことと精神的なことのつながりについて。

第4チャクラ :
愛について。異性関係だけでなく家族愛や人間愛など普遍的な愛も含める。許すことについて。あらゆる感情的な問題について。

第5チャクラ :
意志について。他の人に対して、ゆずれない意志をつらぬくことについて。自分を信じぬくことについて。

第6チャクラ :
直感やひらめきについて。瞬間的に正しい判断をくだすことについて。また、大きな力に生かされていると感じることについて。

第7チャクラ :
自分のもつ潜在能力について。体を流れるエネルギーの解放について。また、祈ることや大きな力とのつながりを感じることについて。
 
 
ヒーリングとの関係
心身のバランスを整え、抱えている課題と向き合っていく、というヒーリングの基本からいって、エネルギーの流れを円滑にする瞑想自体がすでにヒーリングになります。 しかし、さまざまなヒーリング方法を一緒に行うことで、瞑想をしやすくしたり、チャクラのそれぞれのポイントに対応するヒーリングアイテムを使えば、重点的なヒーリングをそのチャクラに行うことができ、エネルギーの流れをより活性化させることもできます。
チャクラとヒーリングアイテムを色・香り・石・音別に表にしてまとめてみました。
 
チャクラが表す事柄とヒーリングアイテム

チャクラ

位置

事柄

香り
(エッセンシャルオイル)


(key)
第7チャクラ 頭頂部 精神的解放・気の解放
潜在能力を引き出す
クリア
花の部分
ラベンダー・イランイランなど
クリア・白の石
クリアクオーツ・ダイアモンドなど

第6チャクラ 眉間 直感
瞬間的に正しい判断をする力

果実の部分
レモン・マンダリンなど
紫・青の石
ラピスラズリ・アメシストなど

A
第5チャクラ のど 意志
表現力
水色 葉の部分
パチュリ・フェンネルなど
水色の石
ターコイズ・アクアマリンなど

第4チャクラ
許し・穏やかさ

ピンク
枝葉の部分
ティートリー・サイプレスなど
緑・ピンクの石
ローズクオーツ・ペリドットなど

第3チャクラ みぞおち 健康
自分の内面と外的環境の関係
幹の部分
フランキンセンス・サンダルウッドなど
黄色の石
シトリン・サンストーンなど

第2チャクラ 下腹部 創造力・アイデンティティ
人間関係・物質との関係
オレンジ 根や果実の部分
ブラックペッパー・カルダモンなど
オレンジの石
カーネリアン・めのうなど

第1チャクラ 尾てい骨 活力・生命力
自分と関わる集団との関係

根の部分
ジンジャー・ターメリックなど
赤・黒の石
オニキス・ガーネットなど

 
 
瞑想の方法
瞑想をはじめる前に、まずリラックスし、内面へ気持ちを向けられる環境を整えます。ヒーリングアイテムを使ってもいいですし、ただ何もせずにじっと心を落ち着けるのもいいでしょう。チャクラを流れるエネルギーをイメージしやすいのは、背骨を伸ばして座ったあぐらをかくような姿勢ですが、リラックスできる状態であればどんな姿勢でも構いません。精神を集中できるように、なるべく静かな場所で行ないましょう。
精神的に不安定なときに瞑想をすると、かえって落ち込んでしまったりすることもありますので注意しましょう。
LIGHT : ちょっと体験してみたい ・ 短時間で行いたい
DEEP : しっかり瞑想したい ・ 時間をかけて行いたい
 
チャクラの位置や数、意味などについてはさまざま解釈があります。これは体験する人の感覚などにより個人差があるためどれが絶対に正しいということではありません。
 
 
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